欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 20954.72 +73.45 +0.35%
TOPIX 1700.13 +3.32 +0.20%
■現況のセンチメント
中立(VIX指数9.85)
■市場のテーマ
トランプ政権の政策への思惑
北朝鮮の地政学リスク
米金融政策への思惑
米長期金利の動向
主要国の株価動向
■今夜の材料
21:30 (米)新規失業保険申請件数
   (米)生産者物価指数
23:30 (欧)ドラギECB総裁の講演
   (米)ブレイナードFRB理事の講演
   (米)パウエルFRB理事の講演
■欧米市場の売買戦略(ドル円)
 揉み合いか? 
昨夜のドル円は、欧州からNY午前にかけて
米長期金利の低下に伴い、一時112円付近まで
下落しましたが、その後は米株の上昇に支えられ
112円台半ば付近まで反発。FOMC議事録はややハト派
寄りと市場に捉えられ、発表後に一時112.50台まで
上振れしたものの、上昇は一時的となり、その後は
112円台半ばの水準で小動きとなりました。
本日の東京市場では、午前中は112円台前半の水準
で小動きとなり、午後に入ると112.20台まで小幅に
水準を切り下げました。
株価は堅調ながらも、米長期金利が緩やかな低下基調
を辿っておりますので、ドル円は引き続き上値の重い
展開を強いられております。
今夜は米債券市場を大きく動かす様なイベントの
予定は無い事から、突発的な材料やマーケットの波乱
が無ければ、ドル円は引き続き112円台を中心とした
揉み合いとなるでしょうか。
111円台後半~112円台後半の値幅を想定しております。
現在のレート
 ドル円:112.29