欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 20400.78 +44.50 +0.22%
TOPIX 1673.62 -1.13 -0.07%
■現況のセンチメント
中立(VIX指数9.51)
■市場のテーマ
トランプ政権の政策への思惑
北朝鮮の地政学リスク
米金融政策への思惑
米長期金利の動向
主要国の株価動向
■今夜の材料
17:30 (英)製造業PMI
23:00 (米)ISM製造業景況指数
   (米)建設支出
03:00 (米)カプラン・ダラス連銀総裁の講演
■欧米市場の売買戦略(ドル円)
 ISMに注目
 
先週末のNY市場では、米インフレ指標の弱含みを受け
ドル円は一時112.20台まで下押す場面が見られましたが、
その後シカゴ購買部協会指数の予想比上振れと、次期FRB議長
候補としてタカ派で知られるケビン・ウォルシュ氏の名前が
挙がった事から、米長期金利が上昇に転じ、ドル円も
一時112.70台まで急反発しましたが、、上昇は限定的となり、
その後は112円台半ばでもみ合う展開となりました。
週明けの東京市場では、堅調な日経平均をサポートに
ドル円は112.90台まで水準を切り上げました。
さて、今日から10月相場となります。今週は月初につき
重要指標が目白押しとなっておりますので、緊張感を持って
取引に臨みたいと思います。
ドル円は足元で底堅い動きが継続しておりますが、今夜は
月初の重要指標・ISM製造業景況指数の発表が控えており、
目先はその結果を見極めたいところです。仮に強い結果となれば
113円台回復と更なる上値拡大が期待出来るかもしれません。
今夜のドル円は、112円台前半~113円台半ばの値幅を想定し、
押し目買い狙いで勝負します。
現在のレート
 ドル円:112.84