欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 19909.50 +102.06 +0.52%
TOPIX 1638.94 +6.81 +0.42%
■現況のセンチメント
中立(VIX指数10.44)
■市場のテーマ
北朝鮮の地政学リスク
米金融政策への思惑
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
原油相場の動向
■今夜の材料
21:30 (米)小売売上高
   (米)NY連銀製造業景気指数
22:15 (米)鉱工業生産
   (米)設備稼働率
23:00 (米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
   (米)企業在庫
■欧米市場の売買戦略(ドル円)
 米経済指標で勝負
昨夜のドル円は、米経済指標(CPI、イニシャルクレイム)の
強い結果を受け、一時111円台を付ける展開となりましたが、
その後「北朝鮮がミサイルの発射を準備」との一報を受け、
110.30台まで急反落する荒れた展開となり、上下の振れが
一服した後はNY午後にかけて110円台半ばを中心とした値動き
となりました。
事前の報道通り、朝方北朝鮮がミサイルを発射し、ドル円は
瞬間的に109.50台まで下押したものの、下値は限定的となり、
本日の東京市場では堅調な日経平均を支えに、110.60台まで
反発しました。
北朝鮮の挑発行動に対して、マーケットは免疫を付けてしまった
感があり、目先地政学リスクは殆ど意識されなくなりそうです。
今夜は米重要指標が発表されますので、指標発表後の値動きに
的を絞って臨みたいと思います。
ドル円は110円前後~111円前後の値幅を想定し、引き続き
押し目買い主体の取引を狙います。
現在のレート
 ドル円:110.73