欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 19925.18 -34.66 -0.17%
TOPIX 1618.61 -2.61 -0.16%

■現況のセンチメント
中立(VIX指数10.40)

■市場のテーマ
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
原油相場の動向
日米政治リスク

■今夜の材料
22:45 (米)シカゴ購買部協会景気指数
23:00 (米)中古住宅販売保留
23:30 (米)ダラス連銀製造業活動指数

■今夜の売買戦略(ドル円)
 揉み合いか?

先週末のドル円は、4-6月期GDP速報値はほぼ予想通り
となったものの、雇用コストが予想を下回った事から、
ドル円は111円台を割り込む展開となり、その後北朝鮮
のミサイル発射との報道を受け、一時110.50台まで
下落しました。
週明けの東京市場では、日経平均の軟調スタートを受け、
ドル円は一時110.30台まで下押す場面が見られましたが、
その後日経平均が下げ幅を縮小すると、110円台半ばの
水準まで値を戻しました。
トランプ政権のレームダック化懸念に加え、米ファンダ
メンタルズの面でもネガティブ要因が台頭し始めて
おり、ドルの上値は圧迫されそうです。尤も、現時点では
円買いを促す要因も特に見当たらない事から、ドル円は
ドル安・円安の狭間で暫し膠着状態を強いられそうです。
今夜のドル円は110円台前半~111円台前半の値幅を想定
し、想定レンジの上下限付近での逆張りを狙います。

現在のレート
 ドル円:110.65