欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 20099.75 -44.84 -0.22%
TOPIX 1629.99 -3.02 -0.18%

■現況のセンチメント
中立(VIX指数9.58)

■市場のテーマ
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
原油相場の動向

■本日の材料
21:30 (加)消費者物価指数
   (加)小売売上高

■今夜の売買戦略(ドル円)
 レンジか?

昨夜のECB理事会では、特段目新しい内容は出なかった
ものの、強気の景気判断を示した事から、市場はユーロ買い
で反応。ユーロ円は一時129.90台まで上昇しました。
蚊帳の外となったドル円は、NY序盤まで112円台前半の水準で
揉みあっておりましたが、モラー特別検察官がトランプ大統領
のビジネスに捜査範囲を拡大するとの報道や、米長期金利の低下
を受け、一時111.40台まで下落する場面が見られました。
ドル円は111円台半ば~112円台半ばの狭いレンジに入り込んで
しまった感じです。
今夜は週末という事もあり、何らかの材料や市場の波乱が無ければ、
引き続きレンジ内での動きとなるでしょうか。尤も米長期金利は
足元で低下基調となっている為、下値リスクは意識しておきたいと
思います。
111円台前半から半ば付近での押し目買い、112円台円台半ばの水準
での戻り売りを狙います。

現在のレート
 ドル円:111.80