欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 20170.82 -6.46 -0.03%
TOPIX 1609.97 -2.23 -0.14%

■現況のセンチメント
中立(VIX指数10.05)

■市場のテーマ
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
米金融政策への思惑
トランプ大統領の機密漏洩問題

■本日の材料
21:30 (米)第1四半期非農業部門労働生産性
   (米)単位労働費用
22:45 (米)サービス業PMI
23:00 (米)ISM非製造業景況指数
   (米)製造業受注指数

■今夜の売買戦略(ドル円)
 米経済指標(ISM)で勝負

米雇用統計は、NFPが市場予想よりも弱い結果となり、
また過去2ヶ月分も下方修正された事からドル円は
失望売りに押され、一時110.30台まで下落。その後
堅調な米株と長期金利の低下一服を受け、110.50台まで
小反発したものの、戻りは限定的となりました。
週明けのドル円は、早朝に一時110.20台を付ける場目が
見られましたが、東京市場で日経平均が底堅い動きを
示した事を受け、一時110.70台まで反発しましたが、
終盤で失速し、110.40台まで上げ幅を縮める展開と
なりました。
米雇用統計の大幅悪化を受けても、110円台は維持されており、
余程のネガティブ材料が出ない限り、目先110円付近は底堅く
なりそうです。その一方でドル上昇を促す材料も現状では
特に見当たらない為、今夜発表のISMでサプライズが出なければ
ドル円は110円midを中心とした揉み合いをイメージして
おります。
ドル円は110円前後~111円前後の値幅を想定し、想定レンジ
上下限付近での逆張りを狙います。

現在のレート
 ドル円:110.47