昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、揉み合い気味の展開。OPEC総会で、9カ月の減産延長で合意したが、織り込み済みで、原油価格が5%近く下落したが、相場に悪影響は出ていない。小売りの好決算を受けてNY株価が堅調に推移したことなどが相場を支えた。また、米経済指標としては、米4月卸売在庫の速報値や米週間新規失業保険申請件数が若干弱かったが影響は見えていない。
 ドル円は111.95まで一時上昇、ユーロドルは1.1251から1.1194まで下落、ポンドドルも英第1四半期GDPの下方修正を受けて1.2932まで失速した。
 クロス円では、ユーロ円は125.80から125.21、ポンド円は145.44から144.55、オージー円は83.32、NZD円は78.86から78.68、カナダ円は82.85まで売りに押された。