欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 19919.82 +49.97 +0.25%
TOPIX 1584.23 +4.23 +0.27%
■現況のセンチメント
中立(VIX指数10.42)
■市場のテーマ
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
米金融政策への思惑
■本日の材料
17:30 (英)消費者物価指数
   (英)生産者物価指数
   (英)小売り物価指数
18:00 (独)ZEW景況感指数
21:30 (米)住宅着工件数
   (米)建設許可件数
22:15 (米)鉱工業生産
   (米)設備稼働率
■今夜の売買戦略(ドル円)
 米経済指標に注目
昨日の海外市場では、NY連銀製造業景気指数が7カ月ぶりに
マイナス圏に低下し、ドル円は一時113.20台まで下押す場面
が見られましたが、米株や米長期金利が堅調に推移した事から、
NY午後には一時113.80台まで反発。しかし、買いは続かず
上昇一服後は113円台半ばの水準まで押し戻されました。
本日の東京市場では、日経平均が寄り付きから堅調な展開
となった日経平均に連れ、ドル円は113.70台まで上昇した
ものの、その後日経平均が急速に上げ幅を縮小するに伴い、
113円台前半まで反落する動きとなりました。
先週末の米小売売上高・CPIに続き、NY連銀指数もマイナス圏と
米指標の弱い結果が相次いでおります。
今夜の米経済指標が弱い結果となれば、6月の利上げ観測に
黄色信号が灯る可能性がありますので、住宅着工件数、鉱工業生産
の結果に市場の関心は集まりそうです。
今夜のドル円は113円台でのレンジ継続を想定し、指標の下振れ
による下落リスクを警戒しつつ、レンジ上下限付近での逆張りを
狙いたいと思います。
現在のレート 
 ドル円:113.46