NY中盤

 NY中盤までの動向は、米12月住宅着工件数が、予想を大幅に上回りドル買いを強めるも、12月建設許可件数、12月鉱工業生産指数や1月ミシガン大消費者信頼感指数の速報値が、予想を下回ったことなどから、更なる展開となっていない。ただ、本日もNYダウは、29373ドルまで高値を更新した。
 ドル円は、アジアの高値110.29を前に、一時110.05まで値を下げ、ユーロドルは、ユーロ圏12月消費者物価指数の改定値は、前回と変化がなく影響は薄かったが、米欧通商摩擦に対する懸念が重しとなり、1.1086まで下落、ポンドドルは、英12月小売売上高が弱い結果となり、1.3120を上値に、1.3017まで下落した。
 一方クロス円は、総じて週末を控えて利食い優先。 ユーロ円が122.12、ポンド円が143.38、オージー円は75.72、NZD円は72.79、カナダ円は84.24まで売りに押された。