【株365】指値注文を発注しプライスボードで確認すると、指定した価格で約定しなかったのはなぜですか?

プライスボード右側の「直近値」「始値」「高値」「安値」は、取引所において約定した価格が表示され、売注文、買注文の区別はありません。通常、高値は「売気配(お客様からみると買値)」、安値は「買気配(お客様からみると売値)」になります。
例えば、買いの指値注文を発注して安値を確認したところ到達していたのでなぜ約定しなかったのだろうと調べると、その価格は買気配(売値)の方で、売気配(買値)では指値価格まで到達していなかった、ということがほとんどです。

※稀なケースですが、注文に対し、気配数量(取引の相手方となるマーケットメイカーが提示する約定可能な取引数量)が少ない場合は、注文の一部又は全部が約定しないこともあります。