FX取引では常に「売り値(BID)」と「買い値(ASK)」の2つの価格を提示しております。
売り値(BID)と買値(ASK)には差があり、この2つの価格の差をスプレッドと呼びます。
左側の価格が、売り注文が約定する価格のBID(売り値)右側の価格が、買い注文が約定する価格のASK(買い値)となります。
上記例、米ドル円106.998-107.001の場合、107.001で買い建玉を保有した時、決済をするための売り注文の価格は106.998です。
買い建玉は価格が上がることにより利益を得ることができ、この時点の売り値は買い建玉より低い価格のため、マイナスからのスタートとなります。
売り値(BID)が買い建玉の107.001を上回ると利益となります。
なお、スプレッドは1回の取引ごとにかかります。スプレッドが狭いほど小さな値動きで利益確定のチャンスがあります。