電子申告(e-Tax)は、インターネットで確定申告や納税などが行えるシステムです。
確定申告時期はほぼ24時間受付、所得税を自動計算、申告書の電子送信などが行えます。
■e-Taxで必要な準備と流れ
1.「 電子証明書」の取得
住民基本台帳カードまたは個人番号カードを持って市区町村へ電子証明書の申請(有料)に行きます。電子証明書は、1通500円程度で取得できます。
※住民基本台帳カードの新規発行は平成27年で終了しました。本カードの機能は個人番号カードに引き継がれますので、平成28年以降、新規作成する場合は、個人番号カードを取得し、ご利用ください。
2. ICカードリーダライタの購入
住基カードの電子情報を読み取る機械です。量販店やネットで1,000円程度で購入できます。「接触型」、「非接触型」、「共用型」があり、カードが対応するものを選びましょう。
3. 事前準備セットアップをインストールする
国税庁ホームページ「確定申告書作成コーナー」から「申告書の作成を開始」「電子申告(e-Tax)を選ぶ」に進んでいくと、パソコン環境の設定・確認画面が表示されます。
「事前準備セットアップ」ボタンをクリックし、画面の指示に従いインストールを行います。
4. 利用者識別番号の取得
セットアップをインストール後、入力終了をクリックすると、電子申告開始届出の登録になります。画面の指示に従い、必要事項を入力後、「利用者識別番号」が交付されます。申告書
を電子送信する際に必要なID、暗証番号ですので、印刷・保存しておきましょう。
5. 申告書の記入・電子送信
各項目に数字(所得)を入力していきます。紙の申告書とe-Taxの入力方法は、ほとんど違いはありません。