FX等取引のために、その年に使った費用が必要経費になります。
必要経費が多いほどFXの利益は少なくでき、申告する金額を抑えることができます。
たとえば、FXの書籍代やセミナー参加費、FX口座の口座管理料や入金する際に銀行手数料など、FXをするためにかかった経費を必要経費とすれば節税になります。
必要経費に明確な規定や基準はありませんので、ご自身の判断で経費と思われるものは申告することができます。
以下のような経費は、FX等取引のために必要なものであれば、必要経費となるものと思われますが、FXやCFD取引以外に使用することも想定できますので、その他の用途には使用していないこと、その環境が必要な理由等、理解が得られるようにする必要があります。
また、FXやCFD取引以外の用途でも利用していた場合は、FX等取引とその他の用途の使用割合に応じて、按分(あんぶん)します。
・パソコン
・新聞・書籍
・通信費用
・トレード専用として使用する事務所(机や椅子などの家具・管理費等含む)
税務上、具体的な項目が列挙されてはおりませんが、税務調査で最も指摘を受けやすいので、何故、必要経費になるのかという質問を投げかけられたとき、説明や証明ができるものでないといけません。
FXと関わりがあるということを分かりやすく説明する必要があります。
※詳しくは税務署、税理士等の専門家にご確認ください。