トライオートETFスタートガイド

<目次>

1.はじめてのトライオートETF
 1-1.ETFってどんな金融商品なの?
 1-2.TFが人気の理由
 1-3.トライオートETFとは?
 1-4.トライオートETFにはどんな銘柄があるの?
 1-5.いくらから取引できるの?
 1-6.いつ取引できるの?
 1-7.どうやって取引するの?
 1-8.はじめての差金決済取引
 1-9.預けた資金は100%信託分離保管
 1-10.損失の拡大を防ぐための設定

2.はじめてのETF自動売買
 2-1.ETF自動売買をおすすめする理由
 2-2.ETF自動売買の仕組み
 2-3.ETF自動売買の基本戦略
 2-4.誰でも簡単に始められる「自動売買セレクト」
 2-5.お好みで自動売買設定を作成する「複数作成(クイック作成)」
 2-6.自動売買注文を一つずつ考えて作成する「単体作成」
 2-7.自動売買は推奨証拠金で運用しよう
 2-8.自動売買で注意しなければいけないこと
 2-9.自動売買を管理する方法

3.ETF自動売買セレクト攻略
 3-1.ETF自動売買セレクトとは何か?
 3-2.FX自動売買との大きな違い
 3-3.ETF自動売買セレクトの始め方
 3-4.自動売買セレクトの選び方
 3-5.始める前に特に知っておきたい3つのこと
 3-6.自動売買で失敗しないための秘訣

 

1.はじめてのトライオートETF

1-1.ETFってどんな金融商品なの?

ETFとはExchange Traded Fundの略で上場投資信託と呼ばれ、証券取引所に上場されいつでも売買ができる投資信託のことです。投資対象が幅広く、株式や債券などの主要な指数をはじめ金や原油などのコモディティまで日本国内のみならず世界中の多彩な資産に投資することができる金融商品です。

①ETFは指数連動型の投資信託

今でこそ銀行の窓口で購入できるほど一般的になった投資信託ですが、投資信託は複数の投資家がお金を出し合い、それを投資のプロであるファンドマネージャーが投資家に代わって運用を行う金融商品です。ETFはそうした投資信託の中で日経225S&P500など市場を代表する株価指数など、特定の指標に連動するように作られたインデックスファンドです。

②一般の投資信託との違い

 

一般の投資信託との大きな違いは「証券取引所で株と同じように売買ができる」という点です。投資信託は、○○ショックなどのように今日マーケットに何か一大事が起きてもすぐに売ることができません。でもETFは取引時間中であれば、流動性などの影響はあるもののいつでも売買ができるのです。

③ETFは投資対象が豊富にある

投資対象は株や債券の他に、金や原油といったコモディティなど多彩な資産クラスがあり、さらに世界全体や先進国、新興国などの地域単位、あるいは国や業種別など様々な選択肢があります。

④世界で急成長!プロが注目するETF

ETFはその利便性の高さから、この10年間で純資産残高が7倍に急成長しています。世界の銀行や保険会社などの機関投資家も積極的にETFを利用しており、米国最大の公的年金基金カルパース(米国カリフォルニア州職員退職年金基金)など有名な年金基金もETFを運用に取り入れている等、投資のプロ達も注目している金融商品です。

1-2.ETFが人気の理由

投資信託の場合、その名前だけ見てもどんな銘柄に投資しているのかイメージしにくいものが多くあります。ETFは、日経平均株価やS&P500など国内外の代表的な株価指数等に連動するように作られているため、何に投資しているのか分かりやすく、またその中身も毎日公表されている透明性の高さが支持されています。

①分散投資効果を得られる

例えば、TOPIX(東証株価指数)は東証1部上場のすべての銘柄の株価を基に算出される指数のため、TOPIXに連動するETFを買えば、自ずと東証1部上場の約1,700銘柄に分散投資するのと同じ効果を得られることになります。米国株に投資したいと思ってもどの銘柄に投資すれば良いのか簡単には判断できませんが、S&P500に投資すればそうした成長企業を含む高収益企業に分散投資することができます。また、個別銘柄だと倒産したらゼロになってしまいますが、ETFでは指数を構成する企業が1社倒産しても元々分散されているので大きな影響はありません。

②投資信託よりも運用コストが安い

ETFの投資対象は国内ETFではTOPIXや日経225、海外ETFではS&P500やNASDAQ指数等をベンチマークとして運用するため、一般的な投資信託のように銘柄選定など運用コストが必要なくその分信託報酬が安く設定されています。信託報酬は運用資産から差し引かれるコストですので、これが安いということは投資家にとって有利な金融商品と言えます。

③分配金をもらえる

ETFでは、個別株の配当にあたる分配金を得ることができます。分配金や分配頻度は銘柄によって異なりますが、国内ETFでは年1~2回、海外ETFでは年2~4回(半期または四半期)という銘柄が多くなっています。また、海外ETFには毎月分配で分配金利回り(実績)が年間で5%を超える銘柄もあります。

1-3.トライオートETFとは?

じゃあ、トライオートETFってなに?と思われるでしょう。トライオートETFは、急成長する世界のETFに、投資元本に対する為替リスクを排除し、しかも史上初の自動売買により簡単に投資いただけるまったく新しい資産運用サービスです。

①ETFで史上初の自動売買

トライオートETFは、ETFではじめて自動売買機能を備えたサービスです。日本時間の夜間に取引される海外ETFも自動売買機能により自動で取引を行ってくれます。自分の投資スタイルに合わせて選ぶだけの自動売買セレクトや、好みの銘柄を選んで自分で自動売買を作ることができるなど、投資経験者の方はもちろん、初めて投資をされる方にも簡単にご利用いただけるサービスです。

>>詳しくは「2.はじめてのETF自動売買」で解説いたします。

②世界のETFを厳選してお届け

トライオートETFでは、国内外の市場を対象に、十分な流動性、信頼に足る純資産規模、そしてETFのパフォーマンスに影響するコスト率などから厳選した26銘柄をご提供しています。

トライオートETFの採用銘柄や詳細情報は「銘柄リスト」でご確認いただけます。

>>詳しくは「1-4.トライオートETFにはどんな銘柄があるの?」をご覧ください。

③投資元本に対する為替リスクを排除

海外ETFに投資するということは外国株投資と同じで、投資元本を円から外貨に交換して投資しなければなりません。その際には、相場変動により損益とは別に、投資元本そのものに対して円高、円安といった為替変動が影響し、いざ円に交換しようとしたら円高で元本が大きく目減りしてしまうといったことが起こり得ます。トライオートETFでは差金決済取引の仕組み利用することにより海外ETFを円建て取引することができるため、投資元本に対する為替リスクを排除し、円高円安による元本の変動を気にせずいつでも取引いただくことができます。

なぜ為替リスクが怖いのか?

例えば、1ドル120円の時に1,000ドル分購入して400ドルの利益が出た場合、現物海外ETFはその時の為替レートによっては日本円に両替した時にマイナスになることがあり得ます。

買付額1,000ドル、利益400ドル、合計1,400ドルの資産が、買付時のレート1ドル120円計算すると168,000円です。しかし、これが1ドル80円まで円高になると、112,000円に目減りしてしまいます。投資元本は120,000円ですので、円高により投資元本を割ってしまうことになります。

これに対してトライオートETFは円のまま取引できるので、為替変動の影響を受けるのは損益部分の400ドルのみです。実際に以下の図のような差が生じます。

④手数料無料で取引できる

自動売買、手動売買を問わず売買手数料無料なので、手数料を気にせずお取引いただけます。また、投資元本を外貨に交換する必要がないため両替手数料もかかりません。もちろん口座管理量や取引ツール利用料なども一切かかりません。トライオートETFでかかるコストは、ポジションを保有している場合に発生する「金利」のみです。日をまたいでポジションを保有する際に1年間の金利を日割りした額が「金利調整額」として発生します。金利水準は、Libor(ロンドン銀行間取引金利)+1.25%となります。

1-4.トライオートETFにはどんな銘柄があるの?

トライオートETFでは、世界の取引所に上場するETFの中から厳選した26銘柄を取り揃えています。「銘柄リスト」では、何を対象としたETFなのか、どんな株式を保有しているETFなのか、どのくらい変動するETFなのかなど詳細情報をご確認いただけます。ここでは、主な銘柄の特徴をご紹介いたします。

米国の株式を対象としたETF

米国に上場している米国株式で構成するETFです。米国は世界最大の株式市場で、グローバル企業がもっとも多く存在しています。フェイスブック、アップル、アマゾンなど日本でもお馴染みの企業もその中の一部です。トライオートETFでは、市場規模に相応しく米国株式を対象とするETFをもっとも多くご提供しています。一口に米国株式といってもそれぞれ特徴が異なるため、それぞれの特性を活かして幅広く投資できるように、米国株式市場を代表するS&P500やナスダック100、またテクノロジーや金融などセクター別のETFといったものをご用意しています。

米国の債券を対象としたETF

米国には、トレジャリーと呼ばれる米国政府が発行する債券をはじめとした様々な債券が存在します。このトレジャリーは世界でもっとも信用力と流動性があり、売買高と発行残高は世界最大であり、金融市場全体の指標としても利用されます。こうした市場規模や流動性を利用すべく米国のみならず世界中の企業が、ドル建てでの社債発行を活発に行っています。毎月配当が出るのも魅力の一つで、リスクはあまりとりたくないので値動きの小さい債券から投資したい、株式だけではなく債券を組み入れてポートフォリオの安定化を図りたいなど、幅広い使い方ができます。

世界全体に投資するETF

成長国や成長市場に投資したいと思っても慣れていないとどうやって投資してよいのか分かりませんが、ETFならば先進国や新興国、欧州や中国といった普段なかなか手の届かない国への投資も可能にしてくれます。また、世界の46ヶ国、実に85%もカバーし世界全体に投資できる銘柄もあります。

 

コモディティに投資するETF

金や原油の値動きはニュースで目にすることも多く身近な商品です。特に金は、現金に代わる安定資産として現物、コイン、積みたて、さらには先物取引など様々な投資方法がありますが、現物保管の煩わしさがないことなどから、今ではETFでの保有が人気となっています。原油も同様に、値動きの激しい先物取引よりもETFの方が小額から投資できることから人気となっています。

 

日本の株式に投資するETF

日本銘柄では、2大指数のTOPIX(東証株価指数)と日経225(日経平均株価)を取引いただけます。そもそもこの2つの指数は何が違うのかというと、TOPIXは東京証券取引所に上場している約2,000銘柄の時価総額を元に算出され、時価総額が大きいほど指数への影響が強くなっています。一方、日経225は、日本経済新聞社が算出、公表している指数で、1部上場銘柄から選別された225銘柄で構成されています。日経225は、ダウ平均方式と呼ばれる米国のダウ平均株価の算出方式を用いており、個別の株価を反映しやすい方法のためTOPIXよりも値動きが大きくなりやすいという特徴があります。

レバレッジETF

投資家ニーズに合わせた設計ができるというのもETFの強みです。ETFは原資産となる株価指数などが元々分散投資されているため、個別株などに比べ値動きは小さくなります。このレバレッジETFとは、原資産の動きにレバレッジ(テコの原理)をかけて原資産が前日比1%変動したら2%変動するなどのように設計され、よりアクティブな取引ができるようになっています。例えば、Direxionデイリー米国金融株ブル3倍ETFやプロシェアーズウルトラプロQQQといった銘柄は、原資産の指数の値動きの3倍の値動きとなるよう設計されています。また、日経ダブルインバース上場投信のように、日経平均株価が前日比1%下落したら2%上昇するというように、原資産の動きとは反対の値動きをするETFもあります。通常銘柄よりもエキサイティングな値動きとなるため、取引する際には十分注意してください。

1-5.いくらから取引できるの?

少額から投資できるといわれるETFですが、ではトライオートETFはいったいいくらから投資できるのか、詳しくみていきましょう。

自動売買は推奨証拠金を目安に投資する

海外投資や自動売買というと大きな資金を準備しなければならないかというと決してそんなことはありません。トライオートETFの自動売買は、リスクも考慮して余裕を持ってご利用いただけるよう推奨証拠金を提示しています。ETF自動売買セレクトからご利用いただく際にはおよそ50万円程度から運用いただくことが可能となっています。

推奨証拠金とは

  • 自動売買セレクトでも複数作成でも自動売買を設定する画面に「推奨証拠金」というものをご案内しています。推奨証拠金は、選択した銘柄の必要証拠金(レバレッジ5倍)に過去の値動きから算出した倍率(※)を乗じた金額です。
  • 「必要証拠金(レバレッジ5倍)」×「取引口数×銘柄ごと算出した倍率」(※ポジションを翌日に持ち越す際に、前日終値と当日始値の乖離によるロスカットを回避するために、過去の前日終値から当日始値の最大下落幅を算出し、それによる損失率をカバーする倍率。)

レバレッジ5倍で効率投資

トライオートETFは差金決済取引の仕組みを用いています。差金決済取引とはFXや日経225先物取引などで用いられている取引方法で、実際の現物代金よりも少額の資金で投資することができます。例えば、1口1万円のETFであれば、レバレッジ5倍、つまり現物価格の5分の1の資金(これを証拠金といいます)で買うことができるのです。1万円の5分の1、つまり2,000円の証拠金で投資することができます。同じ1万円分買おうとすれば5口買うことができます。これが本来のレバレッジということです。もちろん、レバレッジをかけるため、資金効率だけではなくリスクも考慮しなければなりません。

1-6.いつ取引できるの?

ETFは証券取引所に上場されて取引時間中いつでも売買できる投資信託ですが、日本の取引時間は何となく分かるけど海外の取引時間はいつなのでしょうか?

トライオートETFでご提供するETFは、現在、日本銘柄と米国銘柄になります。日本の株式市場は朝の9時から午後3時まで、米国は日本時間の夜11時30分(サマータイム期間午後10時30分)から翌午前6時(サマータイム期間午前5時)となります。トライオートETFの取引時間は日本銘柄、米国銘柄それぞれ以下のようになります。

月曜日から金曜日まで下記時間帯にお取引いただけます。

  • 日本銘柄:9:05~11:25、12:35~14:55
  • 米国銘柄:23:35~翌5:55(米国サマータイム期間22:35~翌4:55)

※取引所の取引時間より開始は5分遅く、終了は5分早くなります。
※取引所の祝日等は取引休止や取引時間が短縮されます。
※米国サマータイム期間は、3月第2月曜日から11月第1日曜日となります。

1-7.どうやって取引するの?

世界最大のマーケットで実績のあるETFが上場される魅力的な米国市場ですが、ご承知のとおり日本とは真逆の取引時間、ずっと起きて値段を見ながら取引するのは大変です。だからこそトライオートETFでは自動売買機能を活用いただくことで、通常のリズムで生活しながら海外投資をしていただくことを可能にしています。資産状況の確認や自動売買の設定などは、日中でも仕事から帰宅してからなど都合の良い時にチェックし、取引は自動で。これがトライオートETFの使い方です。もちろん、自動ではなくてもご自身の相場観をもとに手動で取引いただくことも可能となっています。

>>詳しくは「2.はじめてのETF自動売買」で解説いたします。

1-8.はじめての差金決済取引

トライオートETFは、現物のETFとは異なり、実際の株券を保有しないで差損益だけをやりとりする差金決済という仕組みを採用しており、現物を購入しないため投資資金を外貨に交換することなく日本円のまま投資することが可能です。これにより、購入代金(元本)に対する為替リスクを排除して、差損益や分配金を受け取る権利、つまり経済的な便益だけを得ることができるのです。元々ETFには議決権が存在しませんので、実際には差損益や分配金の便益だけが得られれば十分なはずです。この差金決済取引の仕組みにより、元本に対する為替リスクを排除することをはじめ、様々なメリット受けることができるのです。

差金決済取引と現物取引の違い

差金決済取引と現物取引の大きな違いは、現物を保有するかしないかです。売買した時の効果は基本同じで、どちらも差損益、分配金を得ることができます。そのため、特にヘッジファンドのようなマルチアセットでの資産運用を必要とする機関投資家などが積極的にこの方法を活用しています。

上手に活用することで、現物を保有せず為替リスクも排除した上で、現物と同等の効果を生むことができます。トライオートETFでは、プロフェッショナルが利用するこの仕組みを、一般の投資家の方でも安心してご利用いただけるようにサービス化しています。

1-9.預けた資金は100%信託分離保管

お客様から預かりしている資産に評価損益等を加えた額(有効証拠金)を全額信託分離保管いたしますので、万が一当社が倒産しても、お客様が預けている有効証拠金は全額保証されます。また、ペイオフの対象外なので、保証金額の上限も存在しません。

万が一当社が倒産した場合のリスクとしては、その時点でお持ちの建玉(ETF1株買った場合は1株の買いポジションともいいます)を決済しなければならない場合があることです。この時に、評価利益となっていればお客様は利益を得ることができますが、反対に評価損失となっていれば実現損失が発生いたします。つまり、お客様は保有し続けたくても損益に関わらず建玉を決済しなければならないというリスクがあります。

当社および信託先金融機関の破綻によりお客様の預けた資産がなくなるということは、全額信託分離保管のスキームにより回避しています。

信託分離保管の注意事項

  1. 信託分離保管は、お取引の元本を保証するものではありません。価格の急激な変動によっては、お客様の元本を超える損失が発生するおそれがあります。
  2. 当社では、取引当日の取引終了時に、当社で確認できたお客様の有効証拠金を、翌々銀行営業日付けで、信託契約先銀行に送金して分離保管しておりますので、当社の破綻時に、お客様に全てのポジションを決済していただいた後の証拠金の残額と、その時点での信託保全額は必ずしも一致しません。そのため、全ての有効証拠金額が返還されない場合があります。
  3. 当社に万が一の自体が起こった場合、受益者代理人からお客様に証拠金の返還を致しますが、返還の際、お客様のご本人様確認をさせて頂く必要がございますので、お客様の個人情報を受益者代理人ならびに信託先である三井住友銀行に提供する場合があります。
  4. 信託保管先である三井住友銀行は、お客様の資産の返還を保証するものではなく、運営および受益者代理人の運営・管理責任を一切負いません。

1-10.損失の拡大を防ぐための設定

差金決済取引はレバレッジをかけた取引となるため、お客様が預けた資金以上の損失が発生する可能性があります。そうした事態を極力防止するために、預け入れた証拠金に対して一定以上の評価損失が生じた時点ですべてのポジションを強制的に決済するロスカットルールが設けられています。

  1. 有効比率150%以下:登録メールアドレスへ「プレアラートメール」が送られます。
  2. 有効比率120%以下:登録メールアドレスへ「アラートメール」が送られます。
  3. 有効比率100%以下:すべての建玉を反対売買により自動決済(ロスカット)し「ロスカット通知メール」が送られます。

※ロスカット判定間隔は、有効比率200%超では約5分間隔、200%以下では約1分間隔で行われます。

201724日以前よりレバレッジ1倍のまま取引いただきレバレッジ変更申請をされていないお客様は、プレアラートは有効比率60%以下、アラートは有効比率40%以下、ロスカットは有効比率20%以下となります。

2.はじめてのETF自動売買

2-1.ETF自動売買をおすすめする理由

トライオートETFでご提供しているETFの多くは米国市場に上場している銘柄です。米国市場は日本時間の22時35分(米国サマータイム)からスタートするため、そこからずっと起きて売買するのは難しいですよ。実際には取引が始まる前に指値で注文を入れておいたりすることになるでしょう。トライオートETFでは自動売買機能によりあらかじめ「いくらで買う」、「いくらで売る」、「次にいくらになったら買う」という条件を設定しておくだけで、あとは設定通りに自動に取引してくれます。これにより、寝ている間でもマーケットに動きに合わせて効率的な運用ができるのです。自動売買といってもすぐにイメージできないかもしれませんので、具体的にみていきましょう。

自動売買により収益効率をアップする

下の図は、トライオートETFで取り扱っているS&P500ETFの2年間の値動きで、一度購入して長期保有(バイ&ホールド)した場合と自動売買との結果を比較したものです。スタート時点はいずれも1株190米ドルで5株購入し、およそ2年後にバイ&ホールドの場合は50米ドルの利益に対して、5米ドルで決済を繰り返す自動売買の場合は評価損失を含め85米ドルの利益となりました。元の購入金額は同じですが、細かい値動きを捉える自動売買は値上がりを待つバイ&ホールドよりも収益率を高めることができる手法なのです。

値下がり時にも有効

ETFを購入はしたがどんどん値下がりしてしまうといった場合にも自動売買は有効です。通常、為替やコモディティと異なり、株式は成長を目指して企業活動が行われる結果のため、株式を原資産とするETFは長期的な上昇カーブを描きやすいという特徴があります。そのため、「ドルコスト平均法」のように計画的に平均取得価格を下げていく方法が有効であり、トライオートETFの自動売買はそのような設計となっています。最安値をピンポイントで買うことはプロでも難しいですが、自動売買により一定範囲で下がったところ買うことで、単なるバイ&ホールドよりも収益性を高めることができるのです。

2-2.ETF自動売買の仕組み

では、自動売買とは具体的にどういったものなのか、その基本的な仕組みを見ていきましょう。

自動売買の基礎となる連続注文の仕組み

自動売買の基礎となる連続注文は実はとっても簡単で、「最初にいくらで買うか(新規注文)」、「いくらになったら決済するか(決済注文)」、「決済したあと次にいくらになったら買うか(次の注文)」という3つの条件設定で組み立てられています。また、セーフティー設定機能により、あらかじめ自動売買の停止条件などを設定しておくこともできます。

●「カウンター」の使い方

カウンターとは、決済時点から売買方向とは反対にいくら動いたら再度買うのかという設定になります。例えば、S&P500ETF190ドルで買い、2ドル上昇したら利益確定。その後2ドル下がったら再度買うという設定をする場合に利用します。

新規注文190、決済注文「利益確定値」2、次の注文「カウンター」2と入力します。

※便利な機能:「カウンター」を値幅ではなく価格で設定することができます。価格にチェックを入れて、例えば190と入力すると、決済後190ドル以下になったら買うという設定になり、同じ価格での買いを何度も繰り返すことができます。

●「フォロー」の使い方

フォローとは、決済時点から売買方向と同一の方向にいくら動いたら再度買うのかという設定になります。例えば、S&P500ETFを190ドルで買い、2ドル上昇したら利益確定。その後2ドル上がるかまたは下がったら再度買いたいという設定をする場合に利用します。

新規注文190、決済注文「利益確定値」2、次の注文「フォロー」と「カウンター」にそれぞれ2と入力します。

●セーフティー設定は必要か?

セーフティー設定は、損失が発生した場合に自動売買の稼動を停止する前提で「○連敗したら」や「○万円損失したら」等に使用します。唯一勝ち逃げの設定ができるのは「上下限価格」で、これは相場上昇に合わせて買い上がっていく場合に「この価格以上上昇したら新規に買わない」という使い方になります。

セーフティー設定は、金や原油のように長期で上げ下げを繰り返す銘柄を取引する時には設定するべきでしょう。しかし、株式を原資産とするETFは長期での成長を期待したバイ&ホールド戦略を基本とするため、損切り条件は設定していません。

2-3.ETF自動売買の基本戦略

ETFの自動売買の基本戦略は「買い」、つまりバイ&ホールドです。自動売買を稼動させるタイミングも対象のETF価格が相対的に安い時に越したことはありません。そこから上昇するのか、上げ下げを繰り返すのか、それとも下がるのかにより損益に差が生まれます。もし相場がもみ合うことなく上がり続けた場合には、自動売買よりも単に買って持ち続けた方が利益は出るでしょう。でも、相場は上下の値動きを繰り返すものです。そのときこそ自動売買のメリットが生まれます。ETF自動売買は、投資スタンスはバイ&ホールドを基本として、ETFの値上がりだけではなくその間の値動きをも収益化する売買戦略です。それを実現する自動売買の基本設定が「追尾」です。次章以降で説明する自動売買戦略もすべてこの「追尾」を基本としそれを応用したものになります。

これだけ覚えれば大丈夫「追尾」

「追尾」は設定したレンジ(値幅)の中の細かい上げ下げを捉えて売買しながら、さらに相場上昇にも追随していく自動売買設定です。

 

2-4.誰でも簡単に始められる「自動売買セレクト」

●ステップ1 選び方はとっても簡単。

3つの投資スタイルからご自身が求めるスタイルを選ぶと、あらかじめ組まれたお勧め銘柄と自動売買の組み合わせが表示されます。過去のバックテストによる成績、リスク・リターンを一目で確認いただけます。

投資スタイル

  • リターン重視:収益率上位6種類の自動売買が表示されます。積極的にリターンを追及したい方向けの投資スタイルです。中にはハイリスク・ハイリターンの自動売買もあるのでご注意ください。
  • バランス重視:収益と最大評価損失の比率から算出したバランス重視型の6種類の自動売買が表示されます。リターンはある程度欲しいけどリスクが高いのはちょっと・・・という方向けの投資スタイルです。
  • リスク重視:最大評価損失の低い自動売買(ただし、収益率10%以上)が6種類表示されます。できるだけリスクを抑えて運用したい方向けの投資スタイルです。

●ステップ2 自動売買の成績を確認する

投資スタイルを選ぶとお勧めの自動売買が表示されますので、バックテスト期間を変えてリスク・リターンなどを確認しましょう。どの自動売買も50~60万円前後からと始めやすくなっています。「次へ」をクリックすると、自動売買のイメージや詳細設定を確認することができます。

●ステップ3 自動売買の注文内容を確認し利用開始

>>「ETF自動売買セレクト完全攻略」でさらに具体的な利用方法を解説しています。

2-5.お好みで自動売買設定を作成する「複数作成(クイック作成)」

設定方法がガイド機能もついているのでとても簡単です。取引ツールの「自動売買を作る」をクリック。

タイプの基本は「追尾」です。「カスタム」は自分の相場観で自由に設定いただけるスタイルです。

銘柄を選択すると、直近1年間で最も値動きのあった1週間の値幅が自動的に計算されて「想定レンジ幅」に設定されます。レンジ幅を小さくしすぎると自動売買が効果的に働かなくなるので注意してください。あとは取引口数を設定するだけで、口数と注文数に応じて推奨証拠金が変わりますので、これを投資金の目安に運用してください。

ポイント1 想定レンジ幅

「追尾」タイプで重要となるのが「想定レンジ幅」です。取引したい銘柄の過去の値動きや運用期間に応じて変更できます。相場変動を追尾して注文を繰り返すロジックとですが、「想定レンジ幅」を広くすると設定する注文数が多くなり資金が多く必要となります。一方、「想定レンジ幅」を小さくしすぎると自動売買が効果的に働かなくなるので、デフォルトの「想定レンジ幅」以上をおすすめします。

ポイント2 詳細設定「注文本数」

「詳細設定」をクリックすると、設定を細かく変更することができます。注文本数を変更するとそれに応じて利益確定幅が自動で変更されます。注文本数を少なくすると推奨証拠金が少なくなり利益確定幅は大きくなりますが、細かい値動きに対応しにくくなるというデメリットも発生します。一方で注文本数を多くすると推奨証拠金は大きくなりますが、利益確定幅は小さくなり細かい値動きに対応できるようになります。

※トライオートETFの自動売買では、特に株式を原資産とするETFはバイ&ホールドを基本戦略とするため損切り設定は入れていません。詳細設定よりご自身で設定することは可能です。※「カスタム」はご自身の相場観で自由に設定を楽しんでいただけますが、おすすめは「追尾」タイプです。

2-6.自動売買注文を一つずつ考えて作成する「単体作成」

「単体作成」は自動売買を一つずつ考えて作成していく玄人好みの機能です。一つずつ異なる条件で作成し、チャート上でまとめて確認しながら作成できるのが特徴です。いろいろな考え方で作成できるので、コツというコツはありません。

単体作成はスマホアプリからも作成できます。

スマホアプリへのログインにはMyページID・パスワードを入力してください。チャート上にあるアイコンをクリックすると単体の買い自動売買注文を作成することができます(売りの自動売買注文は発注できません)。

2-7.自動売買は推奨証拠金で運用しよう

自動売買セレクトでも複数作成でも自動売買を設定する画面に「推奨証拠金」というものをご案内しています。推奨証拠金は、選択した銘柄の必要証拠金(レバレッジ5倍)に過去の値動きから算出した倍率(※)を乗じた金額です。

※ポジションを翌日に持ち越す際に、前日終値と当日始値の乖離によるロスカットを回避するために、過去の前日終値から当日始値の最大下落幅を算出し、それによる損失率をカバーする倍率。

上の図はS&P500ETF日足チャートです。2016/6/23の終値が210ドルでしたが、翌2016/6/24の始値は203.86ドルと6.24ドル下落してスタートしました。この時、S&P500ETF10あたりのレバレッジ5倍の証拠金は約44,000円(210ドル×105円×20%×10)に対して約6,550円の損失が生じる計算となります。もし、取引口座に余剰金のない状態だったとするとロスカットが発生してしまいます。こうした事象を防止するために、必ず推奨証拠金を目安としてご利用いただくことをお勧めしています。

2-8.自動売買で注意しなければいけないこと

自動売買の仕組みは、あらかじめ複数の指値・逆指値の新規注文を発注するため、ETFの価格が前日終値から大きく乖離して取引が始まった場合、指値・逆指値の値を分散していても、複数の新規注文が同じ価格で約定してしまう可能性があります。

下の図は、S&P500ETF自動売買「追尾」の設定画面です。現在価格は243.29ドルですが、もし一番低い指値236.863ドルよりも安い価格(下図の黄色部分)で取引が始まった場合、すべての買い指値注文(または買い逆指値注文)が同時に同価格帯で約定する可能性があります。このような場合、その後の連続注文の指値・逆指値価格が分散されず、想定した動きとならない可能性がありますので、ご注意ください。もしその場面に遭遇してしまったら、取引ツール〔HOME画面〕で注文変更や稼動停止を行ってください。

2-9.自動売買を管理する方法

取引ツールの「HOME」画面には作成した自動売買がフォルダ毎にまとめて表示され、損益状況などを確認できます。フォルダをクリックするとフォルダ内に含まれる自動売買注文が個別に表示され、注文の変更等を行っていただけます。〔HOME〕では自動売買注文だけではなくマニュアル注文も表示されますので、口座全体の管理をここで行っていただきます。

注文設定を変更する方法

フォルダをクリックすると個々の自動売買注文の設定を変更することができます。

注文名またはスパナマークをクリックして詳細画面を確認

個別の注文名またはスパナマークをクリックすると、個別の自動売買注文の詳細設定情報を確認することができます。数量変更や注文設定やセーフティー設定などの条件変更を行っていただけます。また、過去の取引履歴や設定変更履歴などもここで確認できます。

自動売買注文を稼動停止する方法

「HOME」画面の注文一覧の左端に電源マークがついています。赤くなっている「稼働中」の電源マークをクリックすると注文を停止します。フォルダ内の注文を一括で停止することも可能です。稼動停止を行うと、保有中のポジションの決済完了後、次の注文は発注されません。

3.ETF自動売買セレクト完全攻略

3-1.ETF自動売買セレクトとは何か?

ETF自動売買はもみ合いや混乱相場に強いアセットクラス

ETFは、普通は純粋に値上がりや分配金を期待して長期で保有することを目的として使われます。分配金は別としてもキャピタルゲインはETF価格が上昇しなければ得ることができません。例えば、S&P500であれば201412月から2016年の6月までの1年半の期間においてはキャピタルゲインによる利益を得ることは非常に難しい状況でした。

日経平均株価であれば、過去にもっと長い期間このような状態が続きましたが、相場が停滞したり方向感が定まらなかったりする時に、こうした相場状況がよく見られます。ETF自動売買は、そんな時のアセットクラスとして強みを発揮します。

自動売買ロジックは2種類搭載

ロジック『追尾』とは

一定のレンジ幅に、各設定値が同一の連続注文を複数仕掛けています。レンジ幅は過去1年間の最大下落幅から算出しています。もみ合い相場やレンジ相場に強いストラテジーです。損切り設定はしていません。

ロジック『スリーカード』とは

設定の異なる自動売買3タイプを組み合わせ、上昇または下落トレンドが生じた局面で効率良く収益を狙うストラテジーです。損切り設定はしていません。

バックテストシミュレーション

ETF銘柄に2種類の自動売買ロジックを作成し、複数のスタート日(1年前、2年前、3年前)よりバックテストを行っています。その結果に基づいて、「リターン重視」「バランス重視」「リスク重視」3つのカテゴリーに分類しています。

3-2.FX自動売買との大きな違い

インヴァスト証券は、もともとFXをメインとして提供している会社です。

自動売買ならばFXでいいのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。FX自動売買とETF自動売買、どちらもコツコツ利益を積み上げていくというコンセプトは同じです。でも自動売買の考え方、ロジック、そしてその結果には大きな違いがあります。

違いその1 投資対象が違えば売買戦略が違う

投資対象の資産クラスが違うと、その売買戦略、売買手法が変わってきます。為替はそれ自身が上昇、下落の意図を持って変動するわけではなく、異なる2国間の景気や金利動向等によりその強弱が変わります。例えば、ドル円の価格は上がればいいというものではなく、輸出入などの実需から見ればむしろ安定してくれることが望まれます。その結果として、長期間で見ると上げ下げを繰り返すレンジの動きとなりやすいのが為替です。

<2002年からの米ドル円の値動き>

一方、株式を原資産とするETFは、そもそも本質的に上昇を目指して作られている金融商品です。日経平均株価やS&P500の価格を下げるために経済活動は行われていないはずです。そこには経済成長イコール株価を上げていくための意図があり努力が積み重ねられています。その結果としてチャートは右肩上がりのカーブを描いていきます。

2002年からのS&P500ETFの値動き>

インデックス投資、ETF投資をする人の中で「とにかく投資は早く始めるべきだ」と言われるのは、このように長期的に上昇しているからであり、資本主義が続く限りこの原理原則は簡単には変わらないでしょう。逆に言えば、世界的に株価が何十年も下がり続けるような状況になれば、ルールの根本が変わると言ってもよいかもしれません。その時には、きっとお金そのものの価値観も変わっているでしょう。

このように、資産クラスが異なれば価格の動きの特徴も変わってきます。動きが異なれば売買戦略も異なってきます。そのため、FXではレンジ相場に特化した自動売買を主として提供しており、ETFでは上昇相場でのバイ&ホールドを基本とし、その間の値動きを利用して利益を積み上げていく自動売買を提供しています。

違いその2 リスク・リターンが異なる

以下は、当社が提供する3種類の自動売買すべてをリアルトレードしている「金の卵おじさん」の1年間(20164月から20173月)の運用成績です。

詳細レポートはこちらをご覧ください。

>>初めてのインヴァスト自動売買by金の卵おじさん~3種類のリアルトレードから考察~

ETFの運用をレバレッジ1倍から5倍に変更し本格化させているため、下図のように10月以降大きく成績が伸び、概ね1年間で100万円に対しておよそ20%弱の総合損益となっています。9月以降は相場も盛り上がったので、ちょっと調子が良すぎるので特別と考えてはいます。

一方、FXの場合、特にシストレ24のようなものだと3ヶ月で資金が2倍になることもありますが、3ヶ月で半分になるようなこともあります。トライオートFXもそこまでではありませんが、投資金が年間で2倍になるような自動売買はよくあります。それだけリターンがあるということは、同時に資金が半分になる、あるいは評価損が証拠金の半分を占めるような場合があることは理解しておいてください。

もちろん、レバレッジがETFは最大5倍、FX25倍という違いがありますが、FXでもうまく資金管理をすればリスク・リターンを抑えることはできます。しかし、スポーツカーを購入したらスピードを出してみたくなるように、実際の取引になるとどうしてもできる限りレバレッジを効かせた、資金効率が高くリスクの高い運用になってしまいがちです(そうならない方が上手な人です)。

こういったことを踏まえると、FX自動売買での場合はシストレ24では年間で+-100%くらいの収益率を、トライオートFXの自動売買は年間で±1030%くらい、そしてETF自動売買の場合は年間で±515%くらいの収益率を目指すのが適切ではないかと思います。

まとめ

「思ったよりFX自動売買の損益の変動が大きい!」と感じた方はETFの方が向いているはずです。一方で「ETF自動売買の損益じゃ全然満足できない」と感じ方はFXの方が面白いかもしれません。また「違い1」でお話したように、FXETFの自動売買はそもそも資産クラスが違いますから「両方同時」という選択肢もあります。この場合の同時とは「トライオートFX」と「トライオートETF」のことです。この場合、株価が動かなくてもFXが動けば利益を生んでくれるという状態になります。

3-3.ETF自動売買セレクトの始め方

MyページからトライオートETFの取引ツールにログインしてください。
「自動売買セレクト」を開くとまず3つのパターンを選んでいただきます。どのパターンを選んでも次の画面で変更することができます。

投資スタイル

  • リターン重視:年間収益率上位から6つの銘柄を選んでいます。収益率だけを見ているので、最大評価損が高いようなものも選んでくれます。リスクの高いレバレッジ型のETFの自動売買などがよく選ばれる傾向にあります。
  • リスク重視:最大評価損失率の低いものから6つの銘柄選んでいます。ただし、収益率が10%未満のものは除外しています。過去1年で最大評価損を経験していないものが優先的に選ばれます。
  • バランス重視:年間収益率と最大評価損失率の差が大きいものを上位6つ選んでいます(年間収益率が35%、最大評価損失率が20%であれば15%)。リターンとリスクのバランスが良いものが選ばれます。バランス重視はまったく新しい自動売買が選ばれるというよりも、リターン重視とリスク重視の代表が集まってくるイメージなので、まずはじめはバランス重視を見ていきましょう。

もし○○年に始めていたら・・・

自動売買のバックテストシミュレーション結果や自動売買の説明が表示されます。
このバックテストは「もしも20161月からこの自動売買を始めていたら…」という想定に基づいています。後ほど詳しく抑えておくべきポイントでお伝えしますが、この自動売買はスタートした時の価格を中心に自動売買を稼動しますのでスタートするタイミングによって成績は変わってきます。

まずは赤枠の部分をクリックしていくつかのシミュレーションを確認してみてください。「2015年1月~」であれば2年前にスタートして今もそのまま稼動させていれば…という想定になります。最初に提案している自動売買は直近の1年間のシミュレーション成績を最優先しています。

その他のおすすめの自動売買を見る

画面をスクロールして下に行くと、すべてのカテゴリーの自動売買に切り替えることができます。

設定は取引口数だけ

みなさんが設定するのは取引口数だけです。
ETF
自動売買は複数の連続注文によって構成され、その1つの連続注文あたりの取引口数となります。取引口数を変更するとそれに応じて推奨する証拠金も変更されます。

「次へ進む」をクリックするとこの自動売買のロジックの詳細が表示されます。

注文確認画面にはそれぞれの連続注文の注文設定を表示しています。

一つの連続注文の設定を見てみましょう。

  1. 1回の注文口数が26口の買い注文(ETF自動売買は買い注文のみとなります)
  2. 最初の注文は46.9ドルまたは49.15ドルいずれかの価格に到達した時に買います。
  3. 利益確定は0.75ドル(損切り注文はなし)
  4. 利益確定後に0.42ドル上昇したら、または1.5ドル下落したら買う(これを繰り返す)

※「№」はこの自動売買に含まれている連続注文の数です。

あとは「利用開始」ボタンをクリックするだけで自動売買注文が設定されます。
開始した後もすべての設定をいつでも自分で変更することも停止することも自由自在にできます。カスタマイズをしたい場合はスタートガイドをご覧いただければと思います。

3-4.自動売買セレクトの選び方

自動売買セレクトで出てくる自動売買は、「自動売買に好まれる適度なボラティリティ」があるような銘柄、そして「直近1年間で大きなドローダウン(損失)を喫していない」銘柄が優先的に出てきます。中には後述するレバレッジド型のETFも出てきますが、それらを選ぶときはかなり注意が必要なので、初めて選ぶのに適した銘柄をいくつかご紹介します。

3つほどご紹介しますが、ロジックは「スリーカード」でも「追尾」でもどちらでもOKです。

これは外せない!「S&P500ETF」

トランプ政権になってからも更に好調の続く米国株価。元本為替リスクのないトライオートETFをやるなら、まず最初に検討したい銘柄です。S&P500®関連ETFの中でも歴史が長く、人気の高いスパイダーETF。米国株式に投資をするならこれ!といっても過言ではない銘柄です。世界的に有力な企業群で構成され、米国大型株ETFの中では取引高が最大であるため、流動性が高くスプレッドの幅が狭いのが魅力です。

関心度高!「MSCIワールド」

米国や日本を含む世界の株式を対象としているので分散効果がかなり高いです。新興国も含めた世界を対象にするあたりも「とりあえず世界買っとくか?」という感じです。米国アップルを筆頭にネスレやサムスン、インドのタタモーターズまで、新興国を含む世界46カ国、2,464もの銘柄が採用され、グローバルの株式市場の85%をカバーする株価指数、MSCI ACWIに連動するETFです。この1本で全世界への分散投資が可能です。

 

上位に上がってくれば・・・「日経225ETF」

ロジックとして日経225の銘柄もご用意していますが、上位6に食い込めないので今は表示されません。もし上がってくるようなときがあればチャンスかも。というより気持ち的に応援したい。日経225連動ETFで純資産最大規模のETFです。東証1部に上場する225銘柄で構成される日経平均株価指数に連動しており東証に上場しているため。通貨は日本円表記、日本時間で取引することができます。

3-5.始める前に特に知っておきたい3つのこと

実際に自動売買セレクトを始める上で特に知っておいていただきたいことを3つだけご説明します。

1.推奨証拠金

自動売買を始める上で目安としてほしい証拠金となります。
実際の必要証拠金額はこれよりも少ないので、推奨証拠金額が口座になくても稼動することはできますが、これを無視するとすぐにロスカットになってしまうなど資金管理面で問題が発生します。トライオートETFは5倍のレバレッジをかけている状態ですが、銘柄のボラティリティによって過度なレバレッジがかからないように調整する役目を推奨証拠金は担っています。推奨証拠金は過去4年間の最大下落幅を基に算出していますので、下落幅の大きかった銘柄ほどレバレッジは実質低くなる計算です。

より安全に運用したい方は、推奨証拠金よりも資金を多く用意していただければOKです。ですが、推奨証拠金以下の金額で運用を始めるとロスカットのリスクが高まりますので、始める際には目安として信用していただければと思います。

推奨証拠金は、当該銘柄のレバレッジ5倍の必要証拠金に過去4年間の値動きから算出した倍率(※)を乗じた金額です。
※ポジションを翌日に持ち越す際に前日終値と当日始値の乖離によるロスカットを回避するために、過去の前日終値から当日始値の最大下落幅を算出し、それによる損失率をカバーする倍率です。

2.現在の価格帯を中心にスタートする

自動売買セレクトを稼動するときは、ロジックを維持したまま現在価格を中心スタートします。そのため、いつ稼動開始するのかはとても重要です。
自動売買なので一度稼動すればその後の売買は自動で行いますし、相場がもみ合えばしっかりと利益を出してくれます。でも、この自動売買は稼動タイミングを教えてくれるわけではありません。ここは自分で決める必要があります。つまり「いつ稼動するのか?」これは自動売買であっても裁量であっても直面する課題となります。
しかしながら自動売買の場合、すでに一定のレンジ幅で分散されて注文を出すためタイミングは通常マニュアル売買ほど気にする必要はないと思っています。ただし、価格が設定したレンジのより下の価格に向かったときには追加の自動売買を検討します。

※同じロジックであっても、20161月に稼動した方が期間収益率が高い。

3.いつでも稼動停止できる

最後にこの自動売買はいつでも稼動停止できます。また、すべての注文を確認することもできますし、変更することもできます。自動売買は連続注文を待機させるので、稼動させた直後にいきなり売買し出すわけではありません。「設定しているけど全然売買してくれないよ?」という声もありますが、相場が動かなければ売買することはありません。

3-6.自動売買で失敗しないための秘訣

レバレッジ型はハイリスク・ハイリターン

自動売買セレクトを開くと「レバレッジ型」のETF銘柄を対象とした自動売買が目につきます。レバレッジ型ETFの自動売買は非常に収益率が高く、一気に投資資産を増やすこともできます。しかし、冷や水をかけるようで申し訳ないのですが、収益率が高い一方でリスクも高いのが世の常です。

「×3」というようなマークがついているものが、レバレッジ型のETFを対象とした自動売買になります。変動幅をオリジナルの指数に対してX倍動くように設計されたETFです。そのため、上下にかなり動くため自動売買のロジック的にはかなりフィットします。

 

 

このように年間収益率が70%に近いような成績になることもあります。推奨証拠金46万円に対して32万円ほどの利益が年間で出ています。
この利益分を更にレバレッジ型に投資したくなりますが、リターンが高いということはもちろんリスクも高いということになります。

2014年1月からの3年前からのバックテストを見たときに最大で評価損として-39万円程度を経験しています。

レバレッジ型の場合、大きな評価損益を経験することは普通にあります。

S&P500ETFの自動売買では、同じ時期でも最大で-19万円程度です。

レバレッジ型を対象とした自動売買はバシバシと利益を出してくれるので積極的に使いたくなってしまいますが、その分リスクも大きくあります。いろんな期間のシミュレーションも確認していただいた上で最大評価損失はどのくらいか?などをぜひ見てください。

特にレバレッジ型の場合、レバレッジ3倍のケースものものでも下落する幅は3倍以上というケースも散見されます。レバレッジ型で利益が出て資産が増えたらなら、それ以外の自動売買のアセットクラスを増やしていくことを先に検討していただければと思います。

自動売買は短期でも戦略は長期が基本

ETF自動売買の基本戦略は「買い」です。
これはバイ&ホールドと何ら変わりません。ですから自動売買を稼動させるタイミングは価格が安いときに越したことはありません。その後そのまま上昇し続けるか、しばらく相場が上下に動いてしまうか、あるいはそのまま下がってしまうかによって損益に差が生まれます。そのまま、もみ合うことなくずっと相場が上がり続けた場合には自動売買よりもバイ&ホールドで購入しておいた方が利益は出るでしょう。相場が上下に動いたりするような時にこそ自動売買のメリットが生まれます。
ETF自動売買は、基本的にETFの値上がりだけでなく「値動き」も期待するというものです。売買自体は短期で自動的に行いますが、投資スタンスとしてはバイ&ホールドと同じく中長期のスタンスが基本となります。

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