今日の裏読み、表読み

本日の経済指標としては、日本の1月東京都区部消費者物価指数、NZの1月ANZ企業信頼感 自社業績予想指数、豪第4四半期卸売物価指数と期輸入・輸出物価指数、米12月個人所得・消費支出、12月住宅販売保留指数と1月ミシガン大学消費者信頼感指数の確報値などが発表される。
 注目としては、日本の1月東京都区部消費者物価指数は、強い結果が想定されるが、日銀の姿勢に影響を与える可能性は低く、円買いは限られそう。また豪州の物価指数は強弱次第も、直近各国のインフレに落ち着きが見えており、弱い結果が豪ドルの上値を抑える可能性に注目。また昨日の米GDPは良好となったが、米12月個人所得・消費支出や1月ミシガン大学消費者信頼感指数の確報値などは、弱い結果見えた場合、米長期金利やドルの上値を押さえそうだ。
 その他で、引き続き株価や米長期金利の動向に注意だが、来週のFOMCを控えて、週末のポジション調整の動きには留意しておきたい。

戦略としては、ドル円は、総じて130円を挟んでもみ合い気味の展開。大きくブレイクするかは、127.23の安値と131.58の高値のブレイクが焦点となるが、ブレイクするまでは、逆張り的スタンスで、上値は131.12をストップに売り狙い。下値は129.03を睨んで買い場探しとなる。上値は越えるケースからは、131.58を睨んで売り直せるかは不透明で注意。ともかく売っても131.58を越えると止めて、更に132円などを睨んで売り直しとなる。一方下値は、127.55-76をストップ圏において、買い場探しとなる。
ユーロドルは、堅調な展開も引き続き上昇にはスピード感が出ない。引き続き上値追いは避けて、押し目があれば買い場探しとなる。ストップを1.0835-51割れに置いて対応したい。ただ、上値は1.0930の戻り高値を越えるか焦点も、越えても1.09ミドルででは利食いを優先したい。または、売りは1.1000前後から検討課題か? 
またポンドドルは、堅調な動きも引き続き日足ベースの1.2436-48のダブル・トップは守られている。超える動きが見えるか焦点だが、引き続き上値追いは避けて、押し目があれば買い場探し。下値は、昨晩の安値1.2345が維持されると買っても、割れるなら止めて、再度1.2263-83をストップ圏に買い直し。ターゲットは、1.24ミドルが押さえると利食い優先。越えても1.25などは利食っておきたい。
一方クロス円は、堅調な流れが続いており、25日の安値を睨んで、押し目は買いも、反発では、しっかりと利食いながら対応したい。