昨晩の海外

昨晩の海外市場は、軟調なスタートとなった欧米株価を受けて、リスクオフの動きも、NY株価3指数が下げ止まりを見せたこと、米長期金利が上げ渋ったことで、巻き戻しが優勢で引けた。米10年物国債利回りは、3.241%まで低下後3.487%まで一時反発も、好調な5年物国債入札を受けて上げ渋った。
 ドル円は、一時129.30まで下落後129.94まで反発、ユーロドルは、独1月ifo企業景況感指数は、市場予想から変化がなく影響は限られたが、1.0857から1.0924まで反発、ポンドドルも1.2283から1.2300まで上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円が140.76まで一時下落、ポンド円は159.51まで下落後160.74まで反発、オージー円が91.42、NZD円は83.58まで値を下げ、カナダ円は、カナダ中銀が、0.25%の利上げを発表したが、声明でコアインフレのピークアウトを示唆したこと、また、マックレム総裁が、利上げの一時的な停止を示唆したことで、96.35まで売りに押された。