昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米12月住宅着工・建設許可件数は強弱入り混じったが、週間新規失業保険申請件数や1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を上回り、米10年物国債利回りが、3.321%から3.428%まで反発、NY株価3指数が米景気の後退懸念から軟調な推移に留まったが、ドル買いは限られた。
 ドル円は、127.76まで反落後、米長期金利の上昇を受けて128.81まで反発、ユーロドルは1.0783まで下落後、ECB理事会議事録で「多くのメンバーが、0.75%の利上げを希望していた」、クノット・オランダ中銀総裁やラガルドECB総裁の、タカ派発言もあって1.08040まで反発、ポンドドルは1.2398まで上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円が139.42まで一時上昇後138.52まで売りに押され、ポンド円は159.23、オージー円は88.92、カナダ円は95.52まで反発したが、NZD円は81.81から82.24で揉み合いに留まった。