昨晩の海外

昨晩の海外市場は、まちまちの展開。米1月NY連銀製造業景気指数が、予想を大幅に下回り、米10年物国債利回りが3.585%から3.500%まで低下、NY株価3指数はまちまちの動きで、総じて影響は限られた。
 ドル円は、「国債の元利払いに充てる国債費の増加を受けて、財務省は足元の長期金利を加味し利払い費の見積もりに使う10年債の想定金利を1.6%に引き上げた」と日経新聞の報道を受けて、日銀金融政策決定会合での政策変更への思惑が高まり、127.99まで下落、ユーロドルは、独ユーロ1月ZEW景況感指数が、大幅に予想を上回ったことで1.0869まで反発後、 「ECBは、2月に0.50%の利上げを実施し、3月に0.25%の利上げを実施する公算」との観測報道を受けて1.0775まで売りに押され、ポンドドルは、英11月平均賃金の上昇や12月の失業保険件申請件数減少を好感して、1.2301まで反発後、1.2247まで利食いに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が139.62から138.20まで下落、ポンド円は158.03まで反発後157.08まで利食いに押され、オージー円は89.27まで下落後89.75まで反発、NZD円は82.17から82.72まで反発、カナダ円は96.17から95.68まで一時値を下げた。