今日の裏読み、表読み

昨日は、NY市場の休場を受けて、比較的静かな展開も、本日はNY勢戻って来ることで、一定の動きが出るか注目したい。
本日の経済指標としては、豪1月ウエストパック消費者信頼感指数、中国の12月小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資と第4四半期GDP、日本の11月第三次産業活動指数、英12月雇用統計、独12月消費者物価指数・改定値、独ユーロ圏1月ZEW景況感調査、加12月住宅着工件数と消費者物価指数、米1月NY連銀製造業景気指数などが発表される。
中国の第4四半期GDPは、ゼロコロナ政策の影響で弱い結果も一定の織り込み、英雇用統計は結果次第、独ユーロ圏1月ZEW景況感調査は、天然ガス価格の低下もあって、強い結果がユーロ買い材料となるか注目、また米1月NY連銀製造業景気指数は弱い結果がリスクとなりそうだ。
要人発言としては、センテノ・ポルトガル中銀総裁やウィリアムズNY連銀総裁が発言するが、ウィリアムズNY連銀総裁は、2月1日の会合を控えて、利上げ幅に関して、一定の発言があるか注目されるが、既に市場コンセンサスは0.25%となっており、これよりタカ派発言が出ると、ドルに一定の買い戻しが入りそうだ。
その他、米企業決算を受けた株価の動向や米長期金利を引き続き睨んだ展開となる。