昨晩の海外

昨晩の海外市場は、先週の米12月雇用統計で、賃金インフレの減速が確認され、12月ISM非製造業指数が予想を大きく下回ったこと、NY連銀の1年後のインフレ期待が、12月から低下したことなどで、FRBの利上げ長期化への懸念が後退、米長期金利の低下を背景に、ドル売りが優勢となった。米10年物国債利回りは、3.508%まで低下。尚NY株価3指数は、まちまちの展開となり、影響は限られた。
 ドル円は、132.65から131.53まで売りに押され、ユーロドルは1.0761、ポンドドルは1.2210まで上昇した。
 一方クロス円はまちまちの展開。ユーロ円が141.92まで反発、ポンド円は161.24まで反発後160.31が下値を支え、このレンジで上下、オージー円は91.83から91.14、NZD円は84.68から83.97、カナダ円は99.09から98.29まで売りに押された。