昨晩の海外

昨晩の海外市場は、明日以降のイベントを睨んで、揉み合い気味も、世界的な長短金利の逆イールドによる景気後退に対する警戒感から軟調が続くNY株価3指数を受けて、ドルの堅調が続いた。米経済指標としては、9月ケース・シラー住宅価格指数や11月消費者信頼感指数が、弱い結果となったが影響は限られた。
 ドル円は、米10年物国債利回りが3.650%まで低下したことで137.87まで下落後、利回りの反発を受けて138.85まで買い戻され、ユーロドルは、独11月消費者物価指数の速報値が予想を下回ったこともあり、1.0394から1.0322まで値を下げ、ポンドドルも1.2065から1.1946まで下落した。
 一方クロス円は、リスクオフの動きが優勢。ユーロ円が143.02まで下落、ポンド円は166.67から165.52まで下落後揉み合い、オージー円は93.20から92.49、NZD円が86.30から85.65まで一時値を下げ、カナダ円は101.37までじり安となった。