昨晩の海外

昨晩の海外市場は、感謝祭ムードやサッカーワールドカップで、積極的な取引が手控られる中、米長期金利の低下や堅調なNY株価3指数を受けて、リスクオンのドル買いが優勢となった。米11月米リッチモンド連銀製造業景気指数が、予想を下回ったことも影響して、米10年物国債利回りは、3.748%まで低下した。尚ナーゲル独連銀総裁は「12月理事会での利上げ幅を事前に言うことは時期尚早」、シムカス・リトアニア中銀総裁は「12月会合では0.50%もしくは0.75%の利上げの可能性がいずれもある」との発言が伝わっている。
 ドル円は、141.09まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏11月消費者信頼感指数の速報値が、予想より改善を見せたこともあり1.0308まで反発、ポンドドルも1.1904まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は145.62から144.89、ポンド円は167.35から168.21で上下、オージー円が94.01から93.57、NZD円は87.05から86.69、カナダ円は105.74から105.34まで売りに押された。