昨晩の海外

昨晩の海外市場は、大きな材料に薄い中、米3ー5年物国債の入札を受けて、米10年物国債利回りが、3.763%から3.836%まで反発、中国のコロナウィルスの感染再拡大を嫌気してNY株価3指数が軟調を続けたこともあって、ドルの買い戻しが優勢となった。
 ドル円は、日本の機関投資家の買いが入ったとの噂もあって142.25まで上昇、ユーロドルは、独10月生産者物価指数が、予想を大幅に下回り1.0223まで下落、ポンドドルは1.1779まで売りに押された。また「石油輸出国機構プラスが、12月4日開催の閣僚級会合に向けて増産を検討」とのWSJの報道サウジアラビア当局が否定したことで、原油先物価格が急速に下げ幅を縮小したことで、ドルカナダは1.3495の高値から1.3431まで急速に値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円が145.65、ポンド円は168.00まで反発、オージー円は94.09まで反発後93.51、NZD円も86.91まで反発後86.38まで一時売りに押され、カナダ円は105.82まで上値を拡大した。