昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米10月中古住宅販売件数は、予想を上回るも前月から大幅悪化しており、10月景気先行指標総合指数も予想を下回ったが、コリンズ・ボストン連銀総裁が「0.75%の利上げは依然として検討されている」、「政策金利に対する見方は直近のデータに左右されない」と発言、今月発表された物価指数が上げ止まるも、FOMCの利上げペースが続くとの思惑から、米10年物国債利回りが、3.745%から3.827%まで上昇、ドル相場を支えた。尚NY株価3指数は、揉み合い気味の展開に留まり、総じて影響は限られた。
 ドル円は、139.64を安値に140.41まで値を上げ、ユーロドルは1.0396から1.0920までじり安、ポンドドルは、英10月小売売上高が予想を上回るも、1.1951から1.1873で上下の動きに留まった。
 一方クロス円では、ユーロ円が145.48から144.56まで下落、ポンド円は167.32から166.13で上下、オージー円は94.10まで反発と93.24まで売りに押され、NZD円も86.76から85.99、カナダ円は104.36まで売り込まれた後は反発気味で引けた。