昨晩の海外市場は、大きな材料に薄い中、米中間選挙後の材料出尽くし感を期待してNY株価3指数が堅調に上昇したことで、リスクオンのドル売りが優勢となった。米10年物国債利回りは、4.125%から4.220%で高止まりしたが、ドルを支えることはなかった。
ドル円は、147.57から146.09まで一時下落、ユーロドルは1.0034、ポンドドルは、1.1542までじり高となった。尚ラガルドECB総裁の「インフレはあまりに高すぎる」、ビルロワドガロー仏中銀総裁の「インフレが明らかにピークに達していない限り、利上げを停止すべきではない」との発言が伝わったが、影響は限られた。
一方クロス円では、ユーロ円は146.04まで下落後147.00まで反発、ポンド円は169.10までじり高、オージー円は94.52から95.03で上下、NZD円も86.65から87.03、カナダ円は108.24まで売りに押された。