昨晩の海外市場は、米９月ＮＹ連銀製造業景気指数、８月小売売上高や週間新規失業保険申請件数が好結果となったが、９月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、８月鉱工業生産指数・設備稼働率が、弱い結果となり、相場の反応は限られたが、米２年物国債利回りが３．８％台後半まで上昇、１０年物国債利回りも３．４０４％から３．４６８％で高止まりし、ドルを支えた。
ドル円は、１４３．７１から１４３．１５で上下、ユーロドルは、独８月卸売物価指数が予想を上回ったが、ユーロ圏７月貿易収支が悪化も、対クロスでの買いが支え１．００１８まで反発、ポンドドルは、対ユーロでの売りが強まり１．１４６４まで下落した。尚ユーロポンドは、０．８７２１まで値を上げた。
一方クロス円は、軟調が続くＮＹ株価３指数もあって、総じて売りが優勢となった。ユーロ円が１４３．６９まで反発もポンド円は１６４．４８まで下落、オージー円が９６．１１、ＮＺＤ円は８５．５５、カナダ円は１０８．３８まで値を下げた。
