昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米7月中古住宅販売件数は予想を下回ったが、週間新規失業保険申請件数が予想を下回り、5カ月ぶりに8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が改善、7月景気先行指標総合指数も予想より強い結果となり、ドル買いが優勢となった。また、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁やブラード・セントルイス連銀総裁が、9月の0.75%利上げ主張するなど、FRB連銀総裁が、次々とインフレに対する懸念を表明したこともドルを支えた。米10年物国債利回りは、2.913%から2.835%と高値圏推移した。一方NY株価3指数は若干のプラスで引けたが、為替市場への影響は限られた。
 ドル円は135.90まで反発、ユーロドルは1.0080、ポンドドルは、1.1923まで下落した。
 一方クロス円は、まちまちの展開。ユーロ円が136.56、ポンド円は161.69まで下落、オージー円は93.38から94.20で上下、NZD円は85.18、カナダ円は105.10まで反発した。