昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米7月生産者物価指数が、前月比で20年4月以来のマイナスとなり、総じて市場予想を下回ったこと、週間新規失業保険申請件数が、21年11月以来の増加となったことで米長期金利が低下、一時ドル売りを強めるも、その後反転に転じたことで、ドル売りも巻き戻しが優勢で引けた。米10年物国債利回りは、2.804%から2.730%まで低下後2.902%まで上昇して引けた。尚デイリー・サンフランシスコ連銀総裁は、「インフレを抑制したと勝利宣言するには時期尚早」としながらも「9月のFOMCでは、より小規模な利上げを支持している」と述べている。
 ドル円は、131.74まで低下後133.14まで反発、ユーロドルは、1.0365まで上昇後1.3010まで低下、ポンドドルも1.2250まで反発後1.2186まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は136.31まで下落後137.40まで反発、ポンド円も161.26から162.39、オージー円は93.85から94.61、NZD円は84.98から85.64、カナダ円は103.24から104.34まで買い戻された。