昨晩の海外

昨晩の海外市場は、注目の米7月消費者物価指数が、コア指数と合わせて市場予想を下回る結果となったことで、米長期金利が大幅低下、ドル売りが拡大した。米10年物国債利回りは、2.816%から2.675%まで低下。ただ、その後10年物国債の入札を受けて、2.799%まで戻したことで、ドルに買い戻しも入った。エバンス・シカゴ連銀総裁は、米7月消費者物価指数の結果について、「インフレに関して初めてのポジティブな数値と述べるも、インフレ率は容認できないほど高い」とし、「FRBは今年と来年、利上げを行うと予想」との見解を示している。
 ドル円は、132.03まで一時下落、ユーロドルが1.0368、ポンドドルは、1.2278まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が138.40から136.62、ポンド円は163.62から161.68、カナダ円は104.93から103.25まで下落も、オージー円は93.42まで下落後94.31、NZD円も83.72から85.37まで値を戻した。(04:36AM現在)