昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米7月消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードが中心の相場に留まった。ただ、米10年物国債利回りが、2.746%から2.816%まで上昇したことがドルを支えた。尚米7月NFIB中小企業楽観度指数は、7か月連続で弱い結果となったが影響は限られた。
 ドル円は135.20まで反発、ユーロドルは1.0248を高値に1.203、ポンドドルは、「英政府は来年1月にも産業界や家庭を対象にした計画停電を検討」との一部報道もポンドの重しとなり、1.2131から1.2064まで売りに押された。
 一方クロス円は、NY株価3指数の軟調な展開にも反応は薄く、ユーロ円が138.32まで反発、ポンド円は162.71から163.67で上下、オージー円は94.38から93.96まで調整、NZD円は84.60から85.04で揉み合い、カナダ円は105.09から104.65まで利食いに押された。