昨晩の海外

金曜日の海外市場は、予想を下回る米6月ISM製造業景気指数や米国株の下落を受けて、一時リスク回避の動きが強まったが、月曜日の独立記念日の休場を前に、NY株価3指数が反転に転じたことで、円買いも一服して終了した。
 ドル円は、アジアの安値134.75から135.68まで反発後、米10年物国債利回りが2.787%まで低下したことで134.79まで再下落も、このレンジで上下する形に留まった。またユーロドルは、各国の製造業PMI・確定値は、強弱まちまちとなるも、ユーロ圏6月消費者物価指数が強い結果となり1.0474まで反発後、1.0366まで一時下値を拡大、ポンドドルも、予想を下回る英6月製造業PMI・確報値、英国でオミクロン亜種が再流行しているとの報道もあって1.1976まで下落後、1.2108まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は141.93から139.79、ポンド円は164.37から161.57、オージー円は91.43、NZD円は83.15、カナダ円は104.17まで一時下落した。