金曜日の海外

金曜日の海外市場は、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数の確報値が、予想を下回り、1年と5年後の期待インフレ率も速報値から下方修正されたことを好感し、NY株価3指数が大幅に反発、リスク回避の動きに巻き戻しが優勢となった。 
 ドル円は、アジア夕方の安値134.35から、ブラード・セントルイス連銀総裁が「年末までに3。50%まで利上げする可能性」と述べたこともあって、米10年物国債利回りが、3.139%まで上昇、一時135.40まで反発、ユーロドルは、独6月ifo企業景況感指数が予想を下回り、デギンドスECB副総裁が「今後、低い成長率と高いインフレ率が続く見通し」と述べたことで1.0514まで下落後、1.0571まで一時反発、ポンドドルは、1.2243から1.2321で上下の動きに留まった。
 一方クロス円では、ユーロ円が142.72、ポンド円は166.32、オージー円は94,03、NZD円は85.51、カナダ円は104.76まで反発した。