昨晩の海外

昨晩の海外市場は、NY市場が、ジューンティーンス独立記念日の振替休日で動意に薄い中、ドルの堅調が維持された。
 ドル円は、黒田総裁が、岸田総理と会談し「急激な為替の変動は好ましくない」、「政府と連携して適切に対応する」と述べたことで、134.54まで下落後、135.14まで反発、ユーロドルは、カザークス・ラトビア中銀総裁が「予想を上回る物価高の進行に対抗するため7月に0.25%、9月に0.50%の利上げを支持する」、ラガルドECB総裁が「7月会合で金利を0.25%、9月に再び主要金利を引き上げる予定」などと発言したことで、1.0546まで反発後、1.0498まで売りに押され、ポンドドルは、マン英MPC委員が、「英大幅利上げはポンド下落のリスクを減らすだろう」と述べたこともあって、1.2281から1.2226で上下した。
 一方クロス円は、欧州株やNY株価指数先物が反発したことで、堅調な展開。ユーロ円が142.36、ポンド円は165.67から165.08まで上昇、オージー円は94.37を高値に93.81、NZD円も85.86から85.45まで売りに押され、カナダ円は104.04まで反発した。