今日の裏読み、表読み

週末の仏選挙における与党の敗北見通しで、早朝から若干のユーロ売りが出ているようだが、厳重の影響は軽微なようだ。ただ、欧州市場がスタートしてから、一定の反応が出るリスクは残っているので注意。
今週はパウエルFRB議長の議会証言が焦点となるが、本日は、今年から始まったジューンティーンス独立記念日の振り替え休日であり、また主だった経済指標もなく、手掛かり難が、相場の膠着感を強めるか注目となる。 
一応中国人民銀行の貸出基礎金利の発表はあるが、変更がなければ影響は少ない。その他要人発言の機会が多いが、英国では先週のMPCで、ポンドに一定の買い戻しが出ているが、インフレや景気に対する懸念が示されると相場に良い影響はなく、ECBやFRB関連では、タカ派発言が続いても、総じて織り込みの範囲となりそう。一方で弱気姿勢が見えた場合、相場の圧迫要因となる。
本日の為替の戦略としては、ドル円は、一応5-10日となるが、レベル感的には、更に買って来るのかは不透明。クロス円も含めて、あくまで押し目があれば買いを狙う程度で考えておきたい。
ユーロドルやポンドドルは、巻き戻しもしっかりと上値は抑えられている。直近安値と高値を睨んで、逆張り気味で考えて、しっかりと押し目、戻り高値を睨んで対応したい。