昨晩の海外

金曜日の海外市場は、NY株価3市場が、堅調な反発を続ける中、米3連休を控えて総じて揉み合い気味の展開に留まった。米4月個人消費やPCEデフレーターは予想より強く、5月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値が予想を下回ったが、米10年物国債利回りも、2.768%から2.709%の推移に留まったことから、総じて影響は限られた。
 ドル円は、126.81から127.26まで一時反発、ユーロドルは1.0697まで下落後、ナーゲル独連銀総裁が「ECBは7月に最初の利上げを決定し、第2四半期に追加利上げを見込む」と発言したことで、1.0750まで反発したが上値を抑えられた。またポンドドルも1.2586から1.2654で上下した。
 一方クロス円はまちまちの動き。ユーロ円は136.73を高値に135.85、ポンド円は160.66から159.83まで下落、オージー円が91.01、NZD円は83.13、カナダ円は99.86まで反発した。