今日の裏読み、表読み

今週は、比較的重要材料が薄いが、本日の注目も独5月ifo企業景況感指数ぐらい。結果の強弱次第だが、大きな影響はなさうだ。
 要人発言の機会は多いが、日米首脳会は、日米の協調姿勢が示されても、為替市場に影響は少なく、英ユーロ圏の要人に関しては、政策金利に対してタカ派的な見方と、経済の先行きやインフレに対する懸念などが示されるが、一定の織り込みの範囲に留まりそうだ。
引き続き不安定な株価や神経質な米長期金利の動向を睨んで対応する形となりそうだ。
本日の為替の戦略としては、ドル円は、総じて127円ミドルから128円ミドルを想定して、逆張り的な戦略。ユーロドルは、1.0607の戻り高値を睨んで、反発では売狙いも、1.05前後が維持されると利食いながら、ポンドドルは、案外底堅い可能性が見えており、若干売りづらい。もし、1.24前後への押し目があれば、慎重に買い下がっても、ストップは1.2330割れ。一方上値は1.25が押さえると利食いとなる。クロス円も、総じて揉み合いを前提に、あくまで上下の動きが見えた場合に限って、逆張りから臨んでみたい。