昨晩の海外

金曜日の海外市場は、中国人民銀行が、基準貸出金利を引き下げたことで、リスクオンの動きも、NY株価3指数が上げ渋ったことなどから、更なる展開とならず、総じて週末を控えて揉み合い気味で取引を終了した。
 ドル円は、128.30の高値から10年物国債利回りが、2.774%まで低下したことで127.59まで再下落、G7の記者会見で、黒田日銀総裁が、「マイナス金利を含めて長短金利操作政策を継続することが適当」、鈴木財務相が「為替について、参加国はそれほど大きな関心はなかった印象」と述べたが、影響は見えなかった。ユーロドルは1.0599から1.0533まで下落、ポンドドルは、1.2500から1.2453で揉み合った。
 一方クロス円では、ユーロ円が135.80から134.59まで下落、ポンド円は160.21から159.10、オージー円は90.70から89.47、NZD円は82.24から81.36、カナダ円は100.40から99.28まで売りに押された。