昨晩の海外

金曜日の海外市場は、亜欧米株価の反発を受けて、今週のリスクオフの動きに巻き戻しが優勢となった。米5月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が予想を下回ったが、影響は見えなかった。
 ドル円は、128.49を安値に米10年物国債利回りが2.944%まで再上昇したことで129.46まで反発、ユーロドルは、エルドアン・トルコ大統領が、スウェーデンとフィンランド両国のNATO加盟を支持しないと表明したことで1.0420まで反発も、ロシア産エネルギーの供給不安による原油高が、ユーロ圏景気の減速懸念として上値を押され1.0350で上下、ポンドドルは、1.2156まで下落後、1.2249まで値を回復した。
 一方クロス円では、ユーロ円が134.75、ポンド円が158.48、オージー円は89.70、NZD円は81.25、カナダ円は100.17まで買い戻された。