昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米長期金利が上昇を強め、NY株価3指数が、前日の上げ幅を消す大幅下落となったことで、リスク回避の動きが広がった。米10年物国債利回りは、前日のFOMCの利上げ姿勢では、インフレ抑制には不十分との見方から3.106%まで一時上昇した。一方株価は、インフレに伴う景気悪化よるスタフグレーション懸念が。売り材料とされている。
 ドル円は130.56まで上昇、ユーロドルは、ホルツマン・オーストリア中銀総裁が、「今年利上げを行う予定であり、利上げ幅や時期については6月会合で議論」と述べたが、相場の支えとならず1.0493まで下落、ポンドドルは、英中銀が、0.75%から1.00%への利上げを決定、今後も利上げの必要性が示されたが、議事録で、英経済がリセッションに陥ると予測されたことで急落、一時1.2325まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が137.57から136.90で上下、ポンド円が163.20から160.46まで売りに押され、オージー円が92.30、NZD円が83.40、カナダ円は101.17まで下落した。