昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米12月小売売上高が、予想を大幅に下回ったことで、一時ドル売りが出るも、その後米長期金利が上昇を強めたことなどから、米国の3連休を控えて、今週のドル売りにポジション調整の買いが強まった。米10年物国債利回りは、1.701%から1.795%まで上昇、NY株価3指数は下落してスタートするも、その後持ち直したことから、リスクオフの動きも限定された。また、ウィリアムズNY連銀総裁が、「利上げ決定時期は近づきつつあるが、タイミングやペースはデータ次第」、「バランスシートの縮小の決定はまだ行われていない」と述べたが、影響は見えなかった。
 ドル円は、113.49を安値に114.27まで反発、ユーロドルは、1.1483を高値に1.1399まで下落、ポンドドルも1.3653まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.60から129.78、ポンド円が156.45から155.46、オージー円が83.01から82.09、NZD円は78.22から77.47、カナダ円は91.35から90.55まで一時売りに押された。