金曜日の海外

金曜日の海外市場は、注目の米12月雇用統計で、非農業部門雇用者数が、+19.9万人と予想の+40.0万人を下回ったことで、ドル売りが優勢となった。ただ、失業率は3.9%と予想の4.1%、平均時給は前月比0.6%、前年比4.7%と予想のより強い結果となり、強弱入り混じった。また米10年物国債利回りは、1.7992%まで上昇を強またが、ドル買いにはつながらず、米株価3指数は、まちまちの展開となり、バイデン大統領が「FRBがインフレ長期化を確実に回避すると確信」と述べたが、為替市場の反応は見えなかった。
 ドル円は115.53まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏12月消費者物価指数が強い結果となったこともあり、1.1292から1.1365まで反発、ポンドドルが1.3599まで上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円は130.82から131.35、ポンド円は156.74から157.20まで反発、オージー円は82.63から83.09、NZD円は78.06から78.37で揉み合い、カナダ円は、強い加12月雇用統計を受けて90.98から91.51まで値を上げた。