昨晩の海外

昨晩の海外市場は、前日のFOMCのタカ派姿勢を受けて、3月の利上げ見通しが高まったことで米長期金利が上昇、ドルを支えたが、11月製造業受注や貿易収支は堅調な結果となるも、週間新規失業保険申請者数や12月ISM非製造業指数が、予想より弱い結果となったことが、ドルの上値を抑えた。
米10年物国債利回りは1.753%まで上昇後高止まりを続け、NY株価は、ナスダックやS&Pは底堅く推移するも、NYダウは終始軟調な展開に留まった。また、ブラード・セントルイス連銀総裁が「バランスシート縮小が次の政策ステップ」、「FRBは3月に金利を引き上げることが可能」と発言したが、影響は見えなかった。
 ドル円は、115.63まで下落後115.95まで反発、ユーロドルは、1.1285から1.1332で上下、ポンドドルは、1.3491から13559まで反発後、このレンジで揉み合った。
 一方クロス円では、ユーロ円は131.26から130.64、ポンド円は156.09から157.02、オージー円は、82.69から83.19、NZD円は77.93から78.44のレンジで揉み合い、カナダ円は、堅調な原油価格を受けて90.30から91.15まで反発した。