昨晩の海外

昨晩の海外市場は、中国人民銀行が銀行預金準備率の引き下げを発表したこと、ファウチNIAID所長が、「オミクロン株、重症化の度合い高くないか」と述べたことなどから、NY株価3指数が、金曜日の相場から大幅に反発し、リスクオンの動きが優勢となった。
 ドル円は、米10年物国債利回りが1.370%から1.441%まで上昇したことで113.55まで買われ、ユーロドルは、1.1310から1.1267まで売りに押され、ポンドドルは、ブロードベント英中銀副総裁が「インフレ率は今後数カ月で更に上昇する可能性が高い」、「4月に5%を優に超える可能性」と述べたことで、一時1.3286まで上昇も英CBIが、2021年と2021年の成長率見通しを引き下げたことなどから、1.3231まで下落した。
 一方クロス円は、ユーロ円が127.51から128.09まで反発、ポンド円が150.62まで上昇、オージー円は80.04、NZD円は、76.24から76.67、カナダ円は89.01までじり高となった。