昨晩の海外

昨晩の海外市場は、直近買われたドルに巻き戻しが優勢となった。米10月住宅着工件数が予想を下回った一方、建設許可件数が予想を上回り、影響は限定されたが、米10年物国債利回りが1.647%まで上昇後、1.589%まで低下し、NY株価3指数が軟調な展開となったことが、リスク回避的な動きを誘った。
 ドル円は、113.94まで下落、ユーロドルは、1.3332まで反発、ポンドドルは、英10月消費者物価指数が予想を上回ったことで、英中銀の12月利上げが現実味を帯びたこともあって、1.3497まで値を回復した。
 一方クロス円では、ユーロ円が129.05、ポンド円が153.74、オージー円は82.82、NZD円が79.72まで下落、カナダ円は、加10月消費者物価指数が、予想比変化はなく、90.35まで売りに押された。