昨晩の海外

昨晩の海外市場もドル買いが継続した。米10月小売売上高や輸入物価指数、鉱工業生産指数などが予想を上回り、米長期金利の上昇を背景に、ドルが堅調な展開を続けた。
 米10年物国債利回り、1.635%まで上昇後、1.599%まで一時低下も、その後1.640%まで利回りを切り上げた。またNY株価3指数は、揃って反転上昇したが、為替市場の反応は限られた。
 ドル円は、104.85までじり高、ユーロドルは、ユーロ圏第3四半期GDP・改定値は、速報から変化はなく影響は限られ、1.1309までじり安となり、ポンドドルは、良好な英10月雇用統計を受けて1.3473まで反発後、一時1.3415まで売りに押され、その後はもみ合いとなった。
 一方クロス円では、ユーロ円が129.67から130.12で上下、ポンド円が154.11まで上昇、オージー円は84.02から83.70、NZD円も80.36から80.09で小動きに留まり、カナダ円は91.09から91.38まで反発した。