昨晩の海外市場は、米10月卸売物価指数、前月から伸びは加速したが、ほぼ市場予想通りの結果に留まり、米長期金利が低下傾向を示したが、総じて相場はもみ合いの推移に留まった。米10年物国債利回りは、1.415%まで低下、NY株価3指数は、連日高値更新後の警戒感から利食いが優勢となり、揃ってマイナス圏で引けたが、リスクオフの動きは広がっていない。尚パウエルFRB議長は、この日も金融政策について、特別言及しなかった。
ドル円は、アジア時間に、軟調な株価を背景につけた安値112.73から113.12まで一時反発も、このレンジで上下、ユーロドルは、独・ユーロ圏11月ZEW景況感指数が、6か月ぶりの強い結果となるも、1.1570まで売りの押された後、対クロスでの買いで1.1609まで反発、ポンドドルは、1.3608を高値に1.3524まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が。130.74から130.98で小動き、ポンド円は153.57から152.74まで下落、オージー円が84.13、NZD円が80.21まで売りに押され、カナダ円は90.94まで反発後90.43まで下落したが、このレンジで上下した。