昨晩の海外

昨晩の海外市場は、ロンドン市場初頭にドル売りが強まるも、米長期金利の上昇もあって、NY市場では、巻き戻しが優勢となった。米9月住宅着工件数や建設許可件数は、予想を下回ったが反応は薄く、米10年物国債利回りは、5カ月ぶりの1.646%まで上昇、NY株価3指数は、堅調な個人消費や好決算期待で、終始堅調にプラス圏で引けた。また、ウォラーFRB理事が、「インフレの高止まりが続くなら、2022年にも利上げ」の可能性を示唆したが、大きな反応は見えていない。
 ドル円は、113.88を安値に114.39まで反発、ユーロドルは、1.1669まで反発後、1.1630、ポンドドルは、11月にも利上げの可能性が囁かれ、1.3835まで上昇後、1.3792まで利食いに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が133.19まで上昇後132.88、ポンド円は158.08まで上昇後157.58まで利食いに押され、オージー円が85.55は、NZD円が81.96まで高値を更新、カナダ円は92.71を高値に92.31まで一時売りに押された。