昨晩の海外

昨晩の海外市場は、週初で手掛かり難から総じて揉み合い気味の相場展開に留まった。米9月鉱工業生産指数が予想を下回ったが、10月NAHB住宅市場指数が予想を上回り、強弱入り混じる結果となったことで、相場の反応は限られた。また、米10年物国債利回りが、1.627%から1.577%まで低下したことが、ドルの上値を押さえ、下落してスタートしたNY株価3指数が、プラス圏を回復したことが、リスクオフの流れを押さえた。
 ドル円は、アジア時間の高値114.45から114.12まで下落も、このレンジで揉み合い、ユーロドルは、対ポンドでの買い戻しで1.1622までじり高、ポンドドルは1.3746から1.3710の上下の動きに留まった。尚ユーロポンドは、0.8425を安値に0.8464まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は132.79まで上昇、ポンド円が156.67まで値を下げ、オージー円は84.28まで下落後84.76まで反発、NZD円も80.56から80.96まで値を戻し、カナダ円は92.09から92.46で揉み合った。