昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米新規失業保険申請件数が、予想より強い結果となったこと、民主党のシューマー上院院内総務が「12月上旬まで債務上限を引き上げる案について、与野党が合意した」と表明、前日に続いて米国債のデフォルト懸念が和らいだことで、NY株価3指数が、揃って3日連続で反発、リスクオンの円売りが優勢となった。
 ドル円は、111.23を安値に、米10年物国債利回りが、1.580%までじり高となったこともあって111.64まで反発、ユーロドルは、ハト派的なECB要人発言が続き、1.1572から1.1548で上下、ポンドドルは、ピル英MPC委員が、「現在の高いインフレ率は当初の予想より長引く可能性」と述べたこと、対ユーロでの買いが支え1.3639まで反発した。尚ユーロポンドは、0.8475まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円が129.03、ポンド円は152.10、オージー円は81.68、NZD円は77.44、カナダ円は88.97まで上昇した。