昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米9月ISM非製造業指数が、予想を上回ったことで、米10年物国債利回りが、1.538%まで上昇、米株価3指数が、揃って堅調に反発したことで、円売りが優勢となった。ただ、ウォーレン上院議員が、複数のFRB要人の金融取引関連の不祥事に対して、「パウエルFRB議長は、リーダーとして不適格」と発言、再任についても否定的な見解を示し、イエレン財務長官は、「債務上限を引き上げられなかった場合、ドルの準備状況に損害を与え、景気後退を引き起こす」、ゲオルギエバIMF専務理事が、「来月の経済見通しで、世界経済の成長率見通しを引き下げる」と発言したが、悪影響は見えなかった。
 ドル円は、111.56まで上昇、ユーロドルは、1.1581から1.1613揉み合い、ポンドドルは、1.3600から1.3648で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円が129.39、ポンド円が152.06、オージー円は81.36、NZD円が77.72、カナダ円は88.84まで一時反発した。